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動物愛護管理法🐶

こんにちは!ドッグトレーニング&ドッグホテルk-9  HOUSEケーナインハウスの三井です。

皆さん『動物愛護管理法』って知ってますか?最近テレビなどで見たり聞いたりした方もいるのではないでしょうか?なぜ最近かと言うと…一部改正された動物愛護管理法が2022年までに施行されることが義務付けられているからです!…なんて言われても…???ですよね(^_^;)

という訳で、皆さんに関係があるところを分かりやすくお伝えしたいと思います☆動物愛護管理法の大半は動物取扱業者に向けての規制が主ですが…皆さんに大きく関わる内容としては…

①マイクロチップ装着義務化(販売業者以外は努力義務)

昨日6/1からは犬猫販売業者へのマイクロチップの装着と情報登録が義務化されています。これから仔犬を迎える方は登録変更をしましょう!すでに飼育しているワンちゃんについては装着、登録が努力義務になっていますが、迷子や災害時などには役立つと思うのでワンちゃんの為に検討して頂けたらと思います。(チップは装着してるけど、登録をしてない方は登録する事をオススメします)マイクロチップ義務化によりペットを遺棄するなどの犯罪行為も無くなることを強く望みますね!!

ちなみに『迷子札』のメリットは誰が保護しても身元が分かりやすい。デメリットは外れたり取れたりしてしまう。『マイクロチップ』のメリットは災害などのアクシデントで外れる事が無い。デメリットは読取機械が無ければ照会出来ない。

②動物虐待の厳罰化

動物虐待に関する罰則が厳罰化されます。(ペットちゃんを愛する身としては、もっと厳しくても良いのでは?と思ったりもしますが…(~_~;))虐待というと、暴力と思いがちですが…ご飯などのお世話をしなかったり、病気を放置する行為も虐待になります。ほとんどの方には考えられない行為だと思いますが…我が家のトイプードル『マノン』も飼育放棄(ネグレクト)で保護された子です。保護された直後は糞尿まみれで、毛の塊⁉︎とてもトイプードルには見えない状態でした(T_T)…が、今では『命を大切に育む教室』などのボランティア活動をする事もあり子供達に大人気です♡ペットちゃんを迎える時は終生飼育を基本に最後まで飼えるかを考え迎えましょう!!

  

↑ボランティア活動の様子です(*´∀`*)

③適正に飼養できない場合は繁殖防止すること

動物をみだりに繁殖させてはいけません。以前は努力義務でしたが、義務化に改正されました。女の子ワンちゃんは避妊手術をしない場合、年2回発情期があります。男の子ワンちゃんは去勢手術をしない場合いつでも繁殖が可能です。よって手術をしてないオスメスが一緒にいた場合、個体差にもよりますが…一回の出産で2〜8頭の仔犬が産まれます。1年で×2回…結果、多頭飼育崩壊や遺棄につながります。

④生後56日以内の犬猫は飼えません

生後56日までは母親や兄妹と共に生活すると、成長後の問題行動の予防や免疫力を高めることが分かってることが理由のようです。幼齢な仔犬ほど可愛く見えるかも知れませんが…仔犬の負担や基本的な躾をしていく上で大切なことですよね!

以上、ざっくりと皆さんに関わる内容だけをあげてみましたが…改正法を踏まえて、今一度飼っているペットちゃんはもちろんの事、不幸な動物たちが居なくなり、全ての動物たちが適正な環境で快適に過ごせるように考えたり行動していただけると幸いです╰(*´︶`*)╯♡

 

2022.06.02